練習用ドローンおすすめ3選!選び方から操縦のコツまで 紹介
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ドローンの国家資格制度の開始やテレビ・CMなどの空撮動画、ドローンショーなど、少し前に比べてドローンへの注目度も増えてきました。
皆さんもドローンに魅力を感じて、「ドローンを初めてみよう!」と思い、練習用のドローンを探している方も多いかと思います。
ネットで検索するとたくさんのドローンが発売されていて、結局どのドローンが良いのか分かりませんよね?
なので今回は、練習用ドローンを選ぶ上で大切なポイントを3つ紹介し、具体的なおすすめドローンも3機紹介したいと思います!
3つのポイントを押さえれば、練習用ドローン選ぶで失敗する確率を減らせます!
ぜひ最後まで読んでください。
練習用ドローンを選ぶ時の大切な7つのポイント
- 機体の重量
- 安定性
- 価格
- バッテリー
- カメラは無くても良い
- 小さい機体
- 規格に適合したもの
この3つのポイントを守って、練習用のドローンを選びましょう。
ポイントと理由を、詳しく紹介します。
機体の重量は100g未満に
練習用の機体を選ぶ時の1つ目のポイント
「100g未満の重量を選ぶ」
理由は、100g未満のドローンは航空法の対象外だからです。
航空法の対象外なので、100g未満のドローンであれば、国土交通省への登録が不要になります。
練習に集中するために、余計な手間を減らした方が、絶対にいいですよね。
さらに、100g以下のドローンは小さいので、部屋の中でも安心してドローンを飛ばせます。
部屋の中で飛ばし、操作ミスでぶつかったりしたら「危ない」と思う人もいるでしょう。
100g未満のドローンは軽いので、ぶつかって物が壊れる可能性も低いです。
100g以下のドローンであれば、安心して練習できます。
軽くて小さいドローンだからこそ、隙間時間に自宅でドローンの練習ができるのは大きなメリットです。
安定性はなくても良い
練習用の機体を選ぶ時の2つ目のポイント
「ある程度、不安定だった方が良い 」
疑問に感じる人もいると思うので解説します。しっかりと目的があります。
ドローンの練習をする時は機体が少し不安定だった方が、操作技術の向上につながります。
- 不安定な状態での飛行は国家資格の一等ライセンスにも求められます
- スティック操作も身につく
不安定なドローンが操作技術向上の近道になりますが、ドローンを選ぶ時に1つ注意してほしいです。
それは、ホバリング機能を持ったドローンを選んでください。
ホバリング機能のないドローンを選ぶと、より操作が難しくなるので、おすすめできません。
今、練習用のドローン選びに迷っている人は、ぜひこの記事のおすすめドローンから選んでくださいね。
価格は安い方がいい
練習用の機体を選ぶ時の3つ目のポイント
「価格」です。
具体的には数千円から2万円以内のドローンで十分です。
練習用のドローンに数万円から数十万円のドローンは買わなくていいです。
- 練習用ドローンはあくまで練習用なので安価なものでOK
- 空撮用・仕事用ドローンは10万円以上の高性能な機体
と切り分けた方が良いです。
練習用ドローンでしっかりと基本操作を身につけることを意識してみてください。
基本操作が身に付いてから、空撮用の数十万円するドローンを購入しても遅くありません。
バッテリー
バッテリーはドローンの操作練習をするにあた
機体選びと同じくらい重要なのがバッテリー選びです。
せっかくのドローンも、バッテリーが もたなければ思うように飛行できません。
バッテリーの容量は、飛行時間と直結します。
容量が大きいほど、長く飛行できます。
しかし、容量が大きくなれば、それだけ重くなります。ドローンの飛行性能に影響を与え、持ち運びも大変になります。
カメラは無くても良い
練習用のドローンにカメラは必要ありません。
もちろんカメラがあった方が良いと言えるのは確かです。
しかし絶対に必要ではありません。
練習用であれば、より軽くてシンプルなドローンがおすすめです。
理由としては、まずは基本操作やスムーズな操作を練習した方が良いからです。
空撮にはカメラワークなども大切ですが、基本操作やスムーズな操作ができない状態で撮影しても良い作品はできません。
加えて、カメラ付きドローンを選ぶと、機体重量は重くなるに加えて、値段も高くなります。
練習用ドローンと空撮用ドローンを分けて持つほうが良いです。
サイズは小さいものを
練習用の機体は小さい方がおすすめです。
理由としては3つあります。
- 小さい方が安全
- 風に流せるのが逆に良い
- 収納も楽ちん
まずは、小さいドローンの方が安全です。
小さい機体だと、重量も軽いので、何かに衝突した時は小さいダメージで済みます。
操作に慣れていない時は、操作を誤り、全く意識していない方法へ飛ばしてしまう可能性も十分にあります。
機体も軽く・プロペラガードがついていれば、衝突しても安心です。
また小さく軽いからこそ、風に流される場合があります。
風に流されることによって、ドローンをコントロールしようとします。
そのときに、風を読んで操縦ができれば、より操縦レベルが上がります。
加えて、機体が小さいと、収納も楽です。
子供の手が届かない場所であれば、飾っておくことも可能です。
日本の規格に適合したもの
ドローンを購入する時は、技適基準を満たしているドローンを購入する必要があります。
下記のようなマークの有無の確認が重要です。
海外のECサイトや、安いドローンを購入すると、この技適マークがついてない場合があります。
技適マークがないドローンを飛ばすと、電波法違反になり、懲罰の対象となります。具体的には、「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられることがあります。
おすすめドローン
ここまで、練習用ドローンを選ぶポイント3つを紹介しました。
最後に具体的なおすすめドローンを3つ紹介します。
今、練習用ドローン選びに迷っている人はここで紹介するドローンの中からぜひ選んでください。
Tello | HS420 | HS155 | |
価格 | 12,980円 | 9,009円 | 18,820円 |
重量 | 80g | 31g | 98g |
サイズ | 98×92.5×41 mm | 84×90×34mm | 25.2×17.2×4.1㎝ |
最大 飛行時間 | 39分 | 18分 | 最大42分 |
DJI Tello
DJIとIntelが開発したトイドローンです。
DJIはドローンのTopシェアの会社で、Intelはパソコンなどで有名な会社ですね。
最先端をいく会社が共同で開発したトイドローンです。
価格 | 12,980円(参考価格) |
重量 | 80g |
サイズ | 98×92.5×41 mm |
カメラ機能 | 5MP(2592×1936) |
飛行時間 | 39分/(13分/バッテリー1本) |
これからドローンを始める人に、まずオススメできる機体です。
カメラ撮影はもちろんですが、フェイルセーフ機能やビジョンポジショニングシステムが搭載されています。
これらの機能は電池が少なくなったら、自動的に離陸した場所に戻る機能と、ドローンのセンサーを使い、壁や物に衝突を防いでくれる機能のことです。
購入後のカスタマーサービスも充実しているので、購入後に何かあっても安心です。
Holy Stone HS420
Holy Stoneから発売されているトイドローンです。
Holy Stoneは小型ドローンを多く開発している会社です。Amazonで「ドローン」だけ検索すると上位の方に表示されます。
価格 | 9,009円(参考価格) |
重量 | 31g |
サイズ | 84×90×34mm |
カメラ機能 | 720P(1280×720P) |
飛行時間 | 18分(6分/バッテリー1本) |
練習用にあまりお金をかけたくない人は、Holy Stonがおすすめです。
Holy Stonは練習用ドローンの大切なポイントを全てクリアしています。
プロペラにはプロペラガードが付いており、部屋の中で飛ばしても、物を壊す可能性も低くできます。
心配ごとを減らして、練習に集中できますね。
操作方法もとても簡単。お子さんがいる家であれば、お子さんも喜ぶこと間違いなしです。
Holy Stone HS155
2024年1月に発売された最新のトイドローンです。
最大の特徴は、機体重量が100g未満でGPSが搭載されている点です。
価格 | 18,820円(参考価格) |
重量 | 98g |
サイズ | 25.2×17.2×4.1㎝ |
カメラ機能 | 4MP |
飛行時間 | 最大42分(14分/バッテリー1本) |
重量が100g未満のドローンは今までたくさん発売されてきました。
ただ、このドローンは違う部分があります。
100g未満のドローンでGPSが搭載されたドローンなんです。
価格も20,000円を切って、外での練習も視野に入れれるようになりました。
機体が少し大きいので、部屋の中で広いスペースが確保できない人は、先に紹介した2つをおすすめします。
ある程度、広いスペースを確保できる人は、このドローンでも問題ないです。
ドローン練習で意識するポイント
ドローンの操作技術を上げるために、練習する時のポイントを紹介します。
ポイントは下記の3つです。
- ゆっくり操作する
- スティック操作は丁寧に
- 向きが変わっても思い通り動かせる
それぞれ詳しく見ていきましょう!
ゆっくり操作する
ドローンをスピードを出さず、ゆっくり、かつ速度は一定にして飛ばす意識をしてみて下さい。
実はドローンはスピードを出して飛ばす方が簡単です。
空撮においても、ゆっくり、かつ一定の速度で撮影する場合が求められます。
加えて、ゆっくり飛ばすことにより、安全なドローン練習にも繋がりますので、スピードを出さないで練習しましょう。
スティック操作は優しく
スティック操作は優しくやりましょう。
スティック操作を雑にすると、スピードが出たり、カクカクな動きなったり、空撮動画として見れない動画になってしまいます。
スティック操作を丁寧にすることにより、ドローンの動きが滑らかになり、操作技術向上にも繋がります。
ドローンの向きが変わっても思い通り動かせる
ドローンをゆっくり、滑らかに操作できる技術は大切です。
加えて、ドローンがどの方向に向いても同じように、操作できる技術も大切です。
ドローンがあなたから見て、前を向いている時は、問題なく操作できるでしょう。
しかし、ドローンの向きが変わると、滑らかに操作できなくなる人がいます。
自動車免許を取得した時を思い出してみて下さい。
バックで駐車する時に、ハンドルを右に切るのか?左に切るのか?わからなくなった経験はありませんか?
ただ運転に慣れてくると、その迷いも無くなったと思います。
ドローンでもその感覚は重要です。
ドローンの進行方向が変わっても、自分の思った場所に飛ばせるように練習しましょう。
まとめ
練習用ドローンを選ぶ上で大切な3つのポイントと、おすすめドローン3つを紹介しました。
まとめとして、ドローンを選ぶ上で大切な3つのポイントを振り返ります。
- 機体の重量
- 安定性
- 価格
練習用のドローンなので、費用はかけたくない人は多いと思います。
費用をかけず買うことによって、たくさんある選択肢が少なくなるのは確かです。
選べるドローンはトイドローンになることが多いと思います。
トイドローンの中でも、この記事で紹介したポイントを、ぜひ意識してほしいです
それでもどのドローンを買っていいかわからない人は、おすすめドローン3つから選んでください。
今後もドローン国家資格に関する情報や、ドローンに関する有益情報を発信していくので、ブックマークしておいていただければ幸いです。
これからドローンをはじめる人に対しても役に立つ情報も発信しているので、下記の記事も参考にしてみてください。
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