ドローンスクール選びは、これさえ守れば失敗しない!注意すべき5つのポイント

国家資格


ドローンスクール選び、本当に難しいですよね。

サイトを見れば見るほど、こんな不安が頭をよぎりませんか?

  • 「表示料金のほかに、追加費用は…?」
  • 「『手厚いサポート』って、具体的には何?」
  • 「ここで本当に、ちゃんと飛ばせるようになる?」

その不安、まさにスクール選びの「的」を射ています。

ホームページに書かれた「良いこと」だけを比べていても、本当の答えは見つかりません。

だからこそ、この記事ではあなたに一つの「武器」をお渡しします。

それは、どのスクールに対しても使える、後悔しないための「5つの共通チェックリスト」です。

このリストを使って一つひとつ確認していけば、広告の言葉に惑わされることなく、あなた自身の目でスクールの「本質」を見抜けるようになります。

読み終える頃には、たくさんの選択肢に振り回されていた状態から抜け出し、自信を持って「最高のスタート地点」に立てるはずです。

ドローン先生

ぜひ、最後まで読んでくださいね

失敗しないドローンスクール選び、5つの重要ポイント

ドローンスクールを選ぶ時は、今から紹介する5つのポイントを注意深く確認してください。

この5つのポイントを意識すれば、スクール選びの失敗を避けられます。

しっかり確認して、理解していきましょう。

それぞれ下記にて詳しく理由を紹介していきます。

上記の気になるキーワードをクリックすると、該当の記事をすぐに読めます。

料金(総額と追加費用の有無)

ドローンスクールのチラシを見て迷っている男性

失敗しないスクール選びの第一ポイントは料金です。

料金は重要な要素ですが、安さだけに惹かれず、その料金で提供される内容をスクールに確認しましょう。

イメージしてください

例えば、A校は15万円、B校は20万円とします。

価格だけを見ればA校が安いように思えますが、A校では補講や自主練習に別途費用がかかります。

一方、B校では追加費用がかからない場合があります。

このように、料金だけで判断せず、全ての費用を確認しましょう。

また、入学金や再試験料なども発生する可能性があるため、全体の料金体系を事前にスクールに問い合わせることがおすすめです。

このように聞くと、選ぶスクールは変わってくると思います。

ドローンの国家資格の実技試験は、決して簡単ではないです。

人によっては合格までに要した練習時間が100時間かかる人もいます。

価格だけを見ないで、追加オプションなどもしっかり確認してからスクールを選びましょう。

入学から国家資格合格までにかかる全ての料金を確認することをおすすめしています。

ドローン先生

料金体系がわからない場合はしっかりとスクールに確認を取りましょう。

練習環境(練習時間と場所の確保)

ドローンの練習環境が整っていて喜んでいる男性

あなたが気になっているスクールが、ドローンを操縦できる練習場所と時間が確保できるか確認しましょう。

上記でも少し触れましたが、ドローンの実技試験は非常に難しいです。

難しい理由として、国家試験の実技は、ATTIモードという通常の安全装置を切った状態で実施されます。

ATTIモードは通常のドローンに比べて風に流されやすく、不安定になります。

そのような操作を求められるので国家試験の実技試験は難しいと言われています。

通常では操作しない操作を試験では求められます。

そのため、ATTIモード操作を体に覚えさす必要があります。

練習環境が整っていないスクールだと、ドローンを飛ばせる場所が1つしかなく、スクール生が何十人もいる。

このようなスクールだといつになっても順番が回ってこないことが想像できますよね?

だからこそ、練習場所が複数ある敷地面積の広いスクールを選ぶ必要があります。

利便性(通いやすさと学習効率)

駅に近いドローン練習場

スクール選びにおいて、利便性も重要です。

広大な土地を必要とするドローンスクールは、通常、交通の便が悪い場所にあることがあります。

ドローンのスクールはある程度の土地が必要です。

土地が狭いと、練習場所もあまり確保できません。

練習場所が少ないと、なかなか練習の予約が取れない可能性もあります。

ただ、利便性が悪くなると、スクールに通うことが億劫になる可能性でてきます。

定期的に通って、練習することにより安定した操縦技術が定着します。

スクールへの利便性と、国家試験合格に対しての気持ちのバランスをみて、スクール選びを行いましょう。

ドローン先生

気になるスクールのアクセスが悪い場合は、送迎や駐車場の有無についても確認してみるのもおすすめです。

インストラクターの実績(現場経験の豊富さ)

屈強なドローンパイロット。経験がとてもありそうな男性

スクールに在籍しているインストラクーの実績を確認してください。

どっちのインストラクターから指導されたい?

  • 現場のことを知っていて、ドローン国家資格一等を持っているインストラクター
  • ドローン国家資格一等は持っているが、現場を知らない

もちろん前者だと思います。

優れたインストラクターは、実務経験を持ち、ドローン国家資格を保持していることが一般的です。

あなたも、国家資格の取得が最終的な目標ではないはずです。

国家資格を取得して、ドローンの仕事に携わりたいと考えていると思います。

国家資格の一等ライセンスを持っている人であれば、確かな操縦技術を持っている可能性が高いです。

しかし、現場があってこそドローンが活躍します

空撮の現場1つでも、

  • 許可取り
  • 撮影日前の下見
  • 安全確認
  • 飛行ルートの計画
  • 安全な飛行

ドローンを飛ばすために、たくさんの経験が必要になります。

ぜひあなたが気になっているスクールに申し込む前に、インストラクターの実績をに確認してみてください。

  • 今まで、経験した一番、大きな現場はなんですか?
  • 総飛行時間はどれくらいですか?
  • 月にどれくらいの頻度で実務経験を積んでいますか?
ドローン先生

上記のような質問をすると、インストラクターの実績がわかります。

受講生の声(リアルな口コミ・評判)

受講生が密談をして、スクールを評価している

実際に卒業した受講生の声はスクール選びにおいて貴重な情報源です。

もちろんドローンスクールに限った話ではないですが、ドローンスクールも同様に受講生の声、つまり口コミは大切です。

気になるスクールがある場合は、必ず「受講生の声などありませんか?」と確認してみましょう。

加えて、SNSでスクールの名前を検索するのも有効な手段だと思います。

少しスクール選びの視点を変えると

気になっているスクールが2つ以上あって、受講生の声がないスクールには行かないのも1つの選択肢でしょう。

それほど、受講生の声は大切です。

今はさまざまな人が簡単にインターネットに情報を発信できます。

気になるスクールがあれば、SNSで卒業生に直接DMを送って質問してみるのも一つの方法です。

また、スクールの口コミを調べる際には、レビューサイトや掲示板を活用して、複数の意見を確認するようにしましょう。

実際の受講生の声は、スクール選びの信頼性を高める貴重な情報源です。

「火のない所に煙は立たぬ。」

ことわざにあるように、スクールのマイナス点が多ければ、必ず情報は落ちています。

そういった注意深い情報収集も失敗しないスクール選びには重要です。

スクール選びに関するQ&A

ここではスクール選びの相談でよく頂く質問の一例を紹介します。

スクール選ぶに迷っているあなたもぜひ参考にしてみて下さい。

費用・料金に関する質問

ドローンスクールの費用は、結局総額でいくらくらいかかりますか?

A1. 二等資格の場合、経験者コースで10万円台から、初学者コースで30万円前後が相場です。

ただし、スクールによって料金に含まれる内容が大きく異なります。

提示された料金に「再試験料」「教材費」「機体レンタル料」などが全て含まれているか、「ポッキリ価格」なのかを必ず確認しましょう。

総額費用や費用の内訳を明確に提示しているスクールは信頼性が高いと言えます。

費用を安く抑える方法はありますか?補助金や助成金は使えますか?

はい、多くのドローンスクールで人材開発支援助成金などの制度が利用可能です。

法人であれば経費として計上できますし、個人の人でも条件によっては給付金が受けられる場合があります。

資格・学習内容に関する質問

全くの初心者・未経験でも、ドローンの国家資格は取得できますか?

はい、問題ありません。

ほとんどの登録講習機関(ドローンスクール)では、ドローンに一度も触れたことのない方向けの「初学者コース」が用意されています。

座学で法律や機体の知識を学び、実技で基礎から丁寧に指導を受けられるため、未経験の方でも安心して国家資格を目指せます。

国家資格と民間資格、どちらを取るべきですか?

2022年12月から、ドローンの国家資格制度がスタートしました。

これからドローンをビジネスで活用したい方や、法律をしっかり守って安全に飛行させたい方には、国家資格の取得を強くおすすめします。

なぜなら、国家資格があれば特定の条件下での飛行許可申請が不要になるなど、実用的なメリットが大きいからです。

卒業後はすぐに仕事でドローンを飛ばせるようになりますか?

はい、基本的な操縦技術と知識は身につきます。

しかし、測量や外壁点検、農薬散布といった専門業務で活用するには、資格取得後にそれぞれの分野に特化した追加の訓練やOJT(実地研修)を積むのが一般的です。

卒業後のサポートや専門コースの有無もスクール選びの重要なポイントになります。

まとめ

この記事では失敗しないスクール選びのポイントを紹介しました。

ドローンの国家資格制度が2022年12月にスタートしてから、たくさんのスクールが講習をしています。

中には、悪質なスクールもあるという情報も入っています。

この記事を参考に、まずは気になるスクールに問い合わせ、料金や練習環境について確認してみましょう。

また、受講生の声をSNSなどで確認し、納得のいくスクールを選ぶことが、国家資格取得への第一歩です。

この情報をみてくれているあなたは、良いスクールに出会って素敵なドローンライフを送れることを、願っています。

スクールの選び方や、ドローン国家資格の費用について、解説している記事のでチェックしてみて下さい。

▶︎【2025年1月最新】ドローン免許の費用はいくら?最適なスクールがきっと見つかる!

またこのサイトは全国のドローンスクールを紹介しています。

ぜひ情報を参考にして、スクールを選んでください。

▶︎ ドローン国家資格ナビのTopを確認してみる

お得なスクール情報も発信しているので、ぜひブックマークして新しい情報を待っていてください。

国家資格の取り方も紹介しています。

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この記事の監修者

藤本ひろきとは?

株式会社Tech Drone代表 藤本ひろきのプロフィール写真

藤本ひろき 株式会社Tech Drone 代表

学生時代にドローン企業を立ち上げ、YouTubeチャンネル登録者数は2万人を超える。

ドローンビジネスの環境づくりを支援する、業界最大級のコミュニティ「ドロビジ」を運営。ドローンの魅力と可能性を広めている。

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