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情報発信ブログBy 株式会社Tech Drone

【分野別】産業用・働くドローンの特徴・活用内容10選!

ビジネス

ドローンは撮影だけではなく、点検、農業、測量など、様々な分野で活躍しています。

産業用のドローンは

  • どんな使い方ができるのか?
  • どんなドローンがあるのか?
  • どんな機能があるのか?

など、気になっているけど、わからないと思っていませんか?

私自身も、はじめは農薬散布がやりたいと思ってドローンを使った農薬散布に挑戦しましたが、情報が少なくて余計な投資をしてしまった過去があります。

なので、どんな産業用ドローンがあるのか知っておくことは重要です。

この記事では分野毎のドローンについて紹介しています。

今の仕事に活かせないか考えてみると新しい道が開けるかもしれません。

ぜひ最後まで読んで、ドローンの可能性について考えてみてください!

この記事で分かること」

  • 分野毎のドローンの活用内容
  • 機体例
  • 価格
  • 特徴

監修者

株式会社Tech Drone

株式会社Tech Drone

映像からメディア、教育まで、ドローンを活用した幅広い事業を展開する株式会社Tech Drone。培った知見と実績を生かし、ドローンに関する最新情報を発信しています。

■農業

主な活用内容

農業分野でのドローンの活躍はあなたも聞いたことがあるのではないでしょうか?

農業分野では水稲を中心に、

  • 農薬散布
  • 除草剤の散布
  • 直播(種まき)

といったことまでドローンで可能になってきています。

RTK測位と言う、より精密な動きができる装置を既存の耕運機などに取り付けることで、耕したり稲刈りをしたりということも自動化が進んでいます。

農業分野でのドローンの導入は、作業効率も格段に上がり、省人化にも成功している事例の1つでしょう。

果樹などに対応したドローンの開発も進められており、それに対応した散布用の農薬の種類も増えていっているのが現状です。

今後は水稲だけに限らず、様々な農業の場で活躍が期待されています。

機体例

  • DJI・クボタ/AGURASシリーズ
  • NTT/AC101
  • ヤマハ/YMRシリーズ
  • マゼックス/飛助シリーズ  など

価格

50万円~300万円程度  ※メーカーや機体の性能で価格差があります

特徴

  • タンクを搭載し、農薬などを散布することができる。
  • タンクを搭載し、種などの顆粒のものを散布することができる。
  • RTKモジュールを搭載して精密な動きができる。

■害獣対策

主な活用内容

鳥獣による農作物の被害は年間160億円ほどです。

害獣対策分野でもドローンの活用が注目されています。

活用内容は、

  • 赤外線カメラを搭載したドローンで生態を把握
  • ドローンそのものの音や天敵の鳴き声をスピーカーから流し
  • 害獣を追い払う

現段階では獣害対策でのドローン導入はまだ実験段階がほとんどです。

短期的には実用化や商用化は難しいといわれていますが、猟師との連携で活躍できる場があるかもしれません。

商用化出来れば大きなソリューションとなるので今後の発展に期待されています。

機体例

  • DJI
  • Parrot
  • Skydio
  • ACSL

などの汎用機。

価格

20万~200万程度  ※メーカーや機体の性能で価格差があります

特徴

  • 赤外線カメラで温度差を検知し、生態を調査することができる
  • スピーカーを搭載して任意の音を出し、追い払うことができる

■点検

「主な活用内容」

点検分野では例に示す通り、多くの活躍現場があります。

橋梁点検、トンネル、ダム、送電線、鉄塔、ソーラーパネル、外壁、屋根、ビル、工場、下水道、プラント、船舶、鉄道、水中構造物など

橋梁、ダム、トンネルなどのインフラは高度成長期に急速に整備されたものが多いです。

そのほとんどが2040年で寿命とされる建設後50年という時期を迎えるので、点検の需要が高まっています

点検分野でドローンが活用される場面は多岐に渡ります。

それぞれの専門知識が必要ですが、目視や写真で判断が可能な外壁や屋根点検などは急速にドローンの活用が広まっています。

法律で定められている点検義務の一部では、「ドローンでも可」という文言から「ドローン推奨」と変更されました。

今後点検分野のドローンの活用はますます広がっていくことが予想されます。

機体例

  • DJI/Matriceシリーズ
  • Skydio/Skydioシリーズ
  • プロドローン/PD4XA1
  • リベラウェア/IBIS  など

価格

20万円~1,000万円程度  ※メーカーや機体の性能で価格差があります

特徴

  • 赤外線カメラで異常を発見できる
  • 非GPS下でも安定した飛行ができる
  • 暗所でも安定した飛行ができる

■水中

最近は水中ドローンのスクールが増えてきて、「水中ドローン」という言葉を耳にする機会も多くなってきました。

日本には993の港湾があり、船舶を着岸させる係留施設は13,500もあります。

その多くが高度経済成長期に建設されたもので、建物同様に点検の需要が高まっています。

水中ドローンは目視ができない為、FPVでの操作技術が必要です。

さらにGPSも使えないので、ケーブルで繋がれている状態で潜水します。

水の汚染具合で今は、水中ドローンが使えない場合もありますが、超音波検知などの技術が進めば今後、実用化も加速していくと予想されています。

機体例

  • QYSEA/FIFISHV6
  • FullDepth/DiveUnit300
  • BlueRobotics/BiueROV2  など

価格

20万円~1,000万円程度  ※メーカーや機体の性能で価格差があります

特徴

  • ケーブルでつながれているので潜水距離の限界がある
  • 物を掴むためのアームがある

■測量

主な活用内容

公共測量分野では様々なマニュアル、検査要領などが策定され、ドローン測量が普及してきています

ドローンを使った測量は人が入れない場所や広域を一気に測量できることにあり、インフラ管理だけではなく、大規模災害時の捜索活動や復旧工事にドローンで測量したデータが役立てられています。

実際に2024年1月に発生した能登の震災では、震災状況の把握や物資運搬経路の確認などでドローンによる測量技術が役立てられています。

機体例

  • DJI/Matrice600PRO
  • エアロボ/AS-MC03
  • テラドローン/TerraLidar  など

価格

100万円~2,000万円程度  ※メーカーや機体の性能で価格差があります

特徴

  • 専用のセンサーなどで広域を測量できる
  • レーザースキャナーを搭載して三次元データが作成できる。

■物流

主な活用内容

過疎地や離島への運搬、医療品の輸送などを中心に物流分野でもドローンの活用が注目されています。

2023年12月には離島への物資の運搬などの活動を加速させるために「レベル3.5飛行」というのも策定されました。

各地で「ラストワンマイル配送」の実証実験も進んでいる状態です。

トラックドライバー不足の解消、高層マンションへの配送などがあります。

ただし、安全性などの理由で都市部での利用はまだまだ先になるでしょう。

林業分野では、人の足では半日以上かかってしまう苗木や機材の運搬が、ドローンだと10分程度で完了できます。

今後も無人地帯での活用を中心に物流分野も広がりをみせる予想されています。

機体例

  • DJI/FlyCart
  • DJI/AGURASシリーズ
  • ACSL/AirTruck
  • プロドローン/PD6B  など

価格

100万円~500万円程度  ※メーカーや機体の性能で価格差があります

特徴

  • ペイロードが大きく、重い荷物を運べる。
  • 専用の機材で安全に荷物を投下(設置)できる

■警備

主な活用内容

警備用のドローンをいち早く開発したのは警備大手のセコムです。

侵入者等を検知した時、専用のドローンポートからドローンが自動で離陸。

侵入者の元へ急行して人物や車両を撮影しセコムへ通報するシステムです。

同じく警備大手のALSOKはSkydioを使った東京スカイツリータウン内での実証実験に成功しました。

自動巡行サービスの商用化も行われており、各地で活用の場が広がっています。

機体例

  • Skydio/SkydioDock
  • セコム/セコムドローン
  • ブルーイノベーション/T-FREND  など

価格

200万円~500万円程度  ※メーカーや機体の性能で価格差があります

特徴

  • 専用のドローンポートで自動充電、自動離着陸ができる。
  • 不審者があった場合に自動で飛行し撮影、通報などをする。

■在庫管理

主な活用内容

大規模な倉庫や工場、屋外での在庫管理でもドローンが活用されています。

天井高のある倉庫では、在庫管理のために専用のタグなどを付け、ドローンを飛ばしてタグを読み取るという方法で在庫管理がされています。

また、製鉄所や火力発電所の原料ヤードなどで野積みされている鉄鉱石や石炭などは、上空からの写真測量で計るといった方法でも活用事例の一つです。

機体例

  • ブルーイノベーション/BIAMY
  • ACSL/MINI
  • リベラウェア/IBIS  など

価格

50万円~200万円程度  ※メーカーや機体の性能で価格差があります

特徴

  • 非GPS下での飛行ができる
  • 画像やタグを読み取るカメラを搭載している

■エンターテイメント

主な活用内容

エンタメ分野ではドローンショーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

それくらい最近ではドローンショーの活躍がSNSなどで拡散されていましたが、もともとはドローンレースが主流で、今はドローンサッカーなども注目されています。

ドローンショーでは何百機、何千機というドローンをプログラム通りに動かすことで自由に動く花火のような演出ができ、各イベントで観客たちを感動させてきました。

今後は広告宣伝などでの活用が期待されていますので、さらに目にする機会は多くなるでしょう。

反面、ドローンレースなどで使用されるドローンは、自作する必要があったり高い操縦技術が必要で、日本では電波法の兼ね合いもあって参入障壁が非常に高く、なかなか広がらないのが課題となっています。

機体例

  • BETAFPV/TWIGシリーズ
  • Meteorシリーズ
  • ADE/SKYKICK
  • JAPRADAR/IZANAGI  など

価格

2万円~50万円程度  ※メーカーや機体の性能で価格差があります

特徴

  • プログラミングで自動飛行する。
  • セット販売されているものが少なく自作する必要がある
  • レース用は通常のドローンと操縦方法が異なる
  • 5GHz帯の電波を使うのに免許が必要になる

■通信

主な活用内容

災害時に基地局が被災した時、ドローンを臨時の基地局として活用します。

携帯会社各社は通信サービスを維持できるように、ドローンによる臨時の基地局システムを所有しています。

高度20kmの成層圏エリアまで飛行させて200kmに及びサービスエリアを実現させた例もあれば、有線で電源供給をして高度100mで数日間飛行し続け、半径10km程度の通信をカバーすることも可能です。

圏外エリアで携帯電波を捕捉するシステムを開発し、地中に埋まったスマートフォンの位置推定にも成功しています。

今後、遭難者を捜索する際にも携帯基地局が活用されていくことが期待されています。

機体例

携帯基地局を搭載した専用機

「価格」

不明

特徴

臨時の基地局として機能する

ドローン市場について

2022年度の日本国内のドローンビジネスの市場規模は3086億円と推測されています。

さらに、2023年度には前年度比24.0%増の3828億円に拡大し、2028年度には9340億円に達すると見込まれています。

非常に成長が見込まれている分野です。

この記事で紹介した分野で使われる機体も、成長する市場と言われています。

ドローン市場の動向をより詳しく知りたい人は、下記の記事をぜひ読んでみてください。

▶︎【必読】ドローンの市場動向と活用分野!具体的な数字で成長を解説

■まとめ

ドローンは様々な分野で活躍しており使い方も様々です。

今の自分に出来なくても、各分野で活躍するドローンのことを知ることで、今後に活かせる可能性が出てくるのではないでしょうか

ぜひ今の環境でドローンを活用する方法やドローンの新しい使い方を考えてみてください。

今後もドローン国家資格に関する情報や、ドローンに関する有益情報を発信していくので、ブックマークしておいていただければ幸いです。

このサイトでは、ドローン国家資格を取得できるスクールや、国家資格の資格の取得方法を紹介しています。

国家資格資格取得を考えている人はぜひ下記の記事も参考にしてみてください。

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