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情報発信ブログBy 株式会社Tech Drone

【合格への近道】ドローン国家資格の試験内容から免許取得まで!合格者が全て語る

国家資格

ドローン国家資格制度が始まってから、1年以上の時間が経過しました。

インターネット、駅、バスなど様々な場所で、ドローン国家資格取得を宣伝するスクールの広告が目立つようになりました。

ドローン国家資格の取得者が増えてきて、国家資格の試験内容や注意すべき点がわかってきました。

この記事では国家試験の内容から、資格取得のまでの注意すべきポイントや注意点を紹介します。

まずは、ドローンの国家資格取得までには多くの手順が必要です。

  • 受験する前に複数のサイトに登録する
  • 受験のための申請
  • 受検対策

ん?受験前からやるべきことがたくさんあるぞと思ったあなたは、ぜひ最後まで読んでください。

ドローン国家資格を受験するためには、専用サイトへの登録に時間が必要です

この記事では、あなたの貴重な時間をムダにせずに、国家資格の準備に役に立てるでしょう。

この記事で解決する悩み

  • 試験内容が知りたい
  • 受験について知りたい
  • 技能証明発行までの流れが知りたい

この記事の後半では、独学で国家資格一等を取得した人の戦略も紹介しています。

これから国家資格の取得を考えている人は、ぜひ最後まで読んでください!

ドローン国家資格の試験内容は?

ドローンの国家資格は2種類にわかれています。

  • 一等無人航空機操縦者技能証明
  • 二等無人航空機操縦者技能証明

それぞれに、下記の試験を受験する必要があります。

  • 学科試験
  • 実地試験
  • 身体検査

ここでは、一等と二等で問題が違ったり、合格点も違ったりします。

取得の方法ではなく、より一等や二等に内容に関して詳しく知りたい人は下記の記事を参考にしてください。

▶︎【未来の空を制す】ドローン国家資格で一等で一歩先へ!資格内容は理解できてますか?

▶︎【保存版】ドローン国家資格の二等を徹底解説!取得方法・試験対策・費用全てがわかる

ドローン国家資格の全体的な情報を調べている人は、このまま記事を読めば、全体感が掴めるようになるよ!

学科試験

合格基準等は以下の通りです。

問題数正解数正解率試験時間
一等資格70問63問90%75分
二等資格50問40問80%30分

学科試験の出題範囲は、国土交通省のサイトにある「教則」から出題されます。

一等資格のみ出題される項目については、「一等」と記載されています。

学科試験の主な内容は以下の通りです。

操縦者の心得

事故を起こした時の責任、安全な飛行についてなど

無人航空機の規則

航空法、小型無人機禁止法、電波法などの知識、飛行自粛要請空域についてなど

無人航空機のシステム

機体の特徴、飛行原理、機体の構成、電波、GNSS、機体の整備についてなど

無人航空機の操縦規範及び遵守事項

操縦者の義務、求められる知識、安全運航の為のCRMの理解など

運行上のリスク管理

最適な運航計画、気象基礎知識、飛行の方法に応じた運航リスク評価など

教則を丸暗記できれば試験対策は完璧ですが、ある暗記は難しいです

問題集を使って対策することがをオススメします。

当サイトでも問題集を販売しています。

行政書士が監修した、300問もある問題集ですので、模擬試験として活用してみてはいかがでしょうか?

学科試験の内容を紹介しました。より詳しく学科試験の内容を知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。

▶︎ 【対策必須】ドローン国家試験の学科を解説!難易度は?対策あるの?

実地試験

実地試験は持ち点100点からの減点方式で、合格基準等は以下の通りです。

  • 等 合格基準80点以上
  • 二等 合格基準70点以上

実地試験の内容は以下の通りです。

  • 机上試験(飛行計画の作成)
  • 口述試験(飛行空域及びその周辺の確認、作動前の機体点検、作動点検)
  • 実技試験 (下記にて紹介)
  • 口述試験(飛行後点検、飛行日誌の記録)
  • 口述試験(事故及び重大インシデントの説明)

一等実地試験の内容

  • 高度変化を伴うスクエア飛行
  • ピルエットホバリング
  • 緊急着陸を伴う8の字飛行

二等実地試験の内容

  • スクエア飛行
  • 8の字飛行
  • 緊急着陸

このように、実地試験の項目は多岐に渡るので、それぞれ対策が必要です。

この中でも机上試験と口述試験については情報が少ないので、スクールに通わずに受験される人はしっかりと情報収集する必要があります。

ドローン国家資格の実地試験について、詳しく知って、対策したい人は、こちらの記事も参考にしてください

▶︎【合格者が語る】ドローン国家資格の実技試験内容は?注意するべきポイント!

身体検査

学科試験と実地試験に合格すると、身体検査を受ける必要があります

受検方法は以下の3通りです。

  • 有効な公的証明書の提出(運転免許証など)
  • 医療機関の診断書の提出(一等25未満の限定解除)
  • 指定試験機関の身体検査受検

一等の25kg未満の限定解除をしない場合は、運転免許証があれば大丈夫です

ドローン国家資格の受験資格は?

ドローンの国家資格は一定の条件や基準を満たした人に限られます

ここでは受験資格を紹介しますので、あなたに受験資格があるか確認していきましょう。

受験資格がない人

・16歳未満の人
・試験にて不正行為と関係のあるものとして受験が一定期間停止されている者

ドローンの国家資格は16歳以上が取得可能となっています。

国家資格を取得するのが16歳以上というだけであって、16歳以下はドローンが飛ばせないということではありません。

欠格事由もある

以下の事柄が該当する場合、欠格事由として技能証明を拒否又は保留されることがあります。

  • 認知症
  • アルコール、麻薬、大麻あへん又は覚せい剤の中毒者
  • 幻覚を伴う精神病
  • 発作によって意識障害や運動障害をもたらす病気 ※てんかん、再発性の失神など
  • 無人航空機の安全な操縦に支障を及ぼすおそれがある病気として定められているもの ※そううつ病、睡眠障害など

ドローンはラジコンではなく航空機です

安全な運航に関わることについては、厳しく定められています。

ドローン国家資格を受験するためにやるべきこと    

まずは受験するためのステップを簡単に紹介します。

DIPS2.0に登録

国土交通省のドローン情報基盤サイト【DIPS2.0】へ登録が必要です。

試験を申し込むための番号を発行します。

STEP
1

無人航空機操縦士試験申込システムに登録

日本海事が運営する【無人航空機操縦士試験申込システム】に登録が必要です。

試験の申込みはこちらから行います。

STEP
2

プロメトリックに登録

学科試験を受験する為にプロメトリックIDを作成する必要があります。

学科試験はSTEP2の次にこちらで申込みをします。

STEP
3

各ステップに内容に関しては、下記に詳細を紹介します。

ドローン情報基盤システム(DIPS2.0に)登録

ドローン国家資格受験のためにはDIPS2.0(ドローン情報基盤システム)への登録が必要です。

DIPS2.0とは国土交通省が運営・管理しているドローン用のサイトで、機体登録や飛行通報などの操作を行う為のサイトです。

DIPS2.0にて「技能証明申請書」を提出し、「技能証明申請者番号」を取得します。

申請者番号の取得には1週間程度かかります。

DIPS2.0は飛行許可申請などドローンの飛行に関しても使うものなので、どんな項目があるかDIPSをしっかり確認しておきましょう!

▶ ドローン情報基盤システム2.0で申請番号を取得したい人は【こちらから

無人航空機操縦士試験申込システム

次に日本海事協会が運営する「無人航空機操縦士試験申込システム」に登録する必要があります。

この際、DIPS2.0で取得した「技能証明者番号」が必要になります。

このシステムの新規登録をしたい人は、サイトに入って、画像を参考にして、赤枠部分をクリックしてください。

メールアドレスを登録する画面に、メールアドレスを入力してください。

受検資格の確認には1週間程度かかります。

▶ 無人航空機操縦士試験申込システムに登録をしたい人はこちらから

プロメトリック

学科試験(CBT試験)を受験するためにプロメトリックIDを作成する必要があります。

このサイトで学科試験の申込をします。

プロメトリックはドローン専用のものではないので、その他の試験でも活用されています。

右上の検索窓から「ドローン」で検索すると試験用ページに移動できます。

▶ プロメトリックのIDを持っていない人はこちらから登録してください。

ドローン国家資格はどこで受けるの?

ドローンの国家資格は実地、学科、身体検査と別々に受験する必要があります。

ここでは開催会場や予約方法などを確認していきましょう。

学科試験 CBT試験とは

学科試験は指定試験会場にて常時開催しています。

▶こちらから検索できます【プロメトリック検索ページ】 

連日開催していますので、予約して受験可能です。

学科試験はCBT試験という方法で行います。

CBT試験とは指定された場所に行き、パソコンで受験する方法です。

学科試験の受験は、国家資格を取得するためには必須条件ですので、注意しましょう。

試験結果は受験終了に合否の通知がメールきます。

学科試験の合格証明は2年間有効なので、先に学科試験を受けておくのがおすすめです。

スクールに通う場合も同様にCBT試験を受験する必要があります。

実地試験 スクールで試験免除・独学は指定試験期間

独学の場合は指定試験会場にて定期開催している試験にて受験します。

試験会場も開催頻度も少ないので事前にチェックして予約しておきましょう。

スクールに通って修了審査に合格した場合、実地試験は免除されます。

日本海事のX(旧ツイッター)をフォローすることで、最新の試験予定日を確認できます。

身体検査:免許証の提示や、医療機関へ診察

無人航空機操縦士試験申込システム上で受験します。

一等25kg未満の限定解除を除き、運転免許証の提示で完了します。

一等25kg未満の限定解除をする場合は指定航空身体検査医の診断書が必要になります。

身体l検査に関して詳しく知りたい人は、詳細な記事を作成していますので、ぜひ読んでみてください。

▶【保存版】ドローンの国家資格!身体検査で、つまずかないための完全ガイド

手元に技能証明が来るまで

学科、実地、身体検査の3つに合格した後、以下の手順で技能証明の発行手続きを行います。

すべてに合格して待っていても技能証明は発行されません。

下記の対応を行う必要があります。

  1. 無人航空機操縦士試験申込システムで「試験を探す」で「合格」と検索
  2. 「試験合格書発行申込」で申し込みをする。7営業日以内にメールが届きます。
  3. DIPS2.0で技能証明の取得申請を行う。

おおよそ1ヵ月程度で技能証明が手元に送られてきます

技能証明が届くまでは時間がかかりますので気長に待ちましょう!

ドローン国家資格を合格に要した時間

私が二等国家資格の合格までに要した時間は、2ヵ月程度です。

一等資格は二等資格合格後、1週間で学科に挑んで合格しました!

学科試験は忘れないうちに挑戦することをオススメします!

二等資格合格までに使った時間のほとんどは、情報収集と各手続きに必要な待ち時間でした。

これまでに紹介した、「登録が必要なこと」は早めに済ましておくとスムーズです。

私はもともと趣味でドローンを飛ばしていたので、スクールに通うのは勿体ないと感じて、一発試験での受験を選択しました。

当時、国家資格受験の情報は少なく、進めながら右往左往したことを覚えています。

私が行った試験対策は以下の通りです。

学科試験(勉強時間1日30分)

  • 試験日を1週間後に予約
  • 国交省のHPから「教則」をダウンロード
  • 教則を毎日読む(読むだけ)
  • 問題集を毎日100問だけやる
  • 分からなかったところは教則を見る

実地試験(対策時間1日2回)

  • 試験日を最短で予約(1か月後くらいでした)
  • 口述試験のYouTubeを見て内容を覚える
  • 国交省のHPから試験内容の用紙をダウンロード
  • 国交省のHPから日常点検記録の用紙をダウンロード
  • トイドローンを使って朝と寝る前に口述の模擬試験を1回ずつやる

これだけです!

毎日、短時間の勉強だけでもストレスなく続けられ、徐々に自然に記憶も定着します。

実地試験は情報が少なかったので試験当日もかなり緊張しました。

実地試験の飛行前後の点検は点検記録の順番もバラバラで内容も詳細がありませんでした。

事前練習はしっかりやっておく必要があります。

ぜひ参考にしてチャレンジしてみてください!

まとめ

2024年3月末時点では、受験までの流れが複雑で紹介してきたサイトへの登録や申請が必要になっています。

それぞれ時間がかかりますので、登録など事前にできることは進めておきましょう。

その間に試験対策を行うと効率よく進められます。

今後もドローン国家資格に関する情報や、ドローンに関する有益情報を発信していくので、ブックマークしておいていただければ幸いです。