驚きの事実!ドローンを飛ばすための免許は要らないです!

国家資格

新たなビジネス分野のニュースでは、ドローンの話題を非常に多く見かけるようになりました。

ドローンって空撮をして、楽しむだけのものではないんだ

同業者もドローンを取り入れて活用し始めたらしいぞ

ドローンにそんな興味を持ったあなたは、こんな疑問や悩みを持っていませんか?

  • ドローンを飛ばすのに免許や資格は必要?
  • 免許や資格がなくてもドローンを飛ばす場所はあるの?
  • ドローンの免許や資格が無いとどうなる?

この記事を読むことで、あなたの疑問や悩みが解決し、免許や資格の必要性が明らかになるでしょう。

国家資格ナビでは、ドロ-ンに興味を持つたくさんの人の声を聞いて、解決のサポートをしてきました。

そのノウハウを活かして、あなたのドローン免許・資格の疑問を解決するお手伝いをいたします。

監修者

バウンダリ行政書士法人代表 佐々木慎太郎のプロフィール写真

佐々木慎太郎 バウンダリ行政書士法人 代表

日本屈指のサポート実績を誇る、ドローン法務のプロフェッショナル

2022年の年間ドローン許認可案件は5,300件、登録講習機関のサポート数は100社を突破。

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免許・資格不要で飛ばせる条件

結論からお伝えすると、ドローンは免許・資格不要で飛ばせます。

現在、ドローンには免許制度はありません。

免許の代わりに、ドローンの技能を証明する民間資格と国家資格があります。

ドロ-ンの資格を取得するメリットは、面倒な飛行許可申請が不要になったり、手続きが簡略化されたりします。

しかし、ドローンを飛ばすために、絶対に飛行許可申請は必要ではありません。

航空法やルールを守れば、資格なしでもドローンは飛ばせます。

この項目では、申請が不要な飛行方法を、法律や条例などルールの面からお伝えします。

航空法を遵守する

ドローンの重量が100g以上の機体は、航空法の規制対象です。

しかし航空法対象の特定飛行をしなければ、資格が不要でドローンを飛ばせます。

具体的な規制として、次の4つがあります。

  • 飛行高度
  • 飛行可能なエリア
  • 時間帯
  • 飛行方法

この制限が1つでも当てはまる飛行方法を「特定飛行」と呼びます。

ドローンで特定飛行を行うには、国土交通省へ許可・承認の申請が必要です。

特定飛行は、次の図の様に「飛行する空域」と「飛行の方法」が規制の適用範囲となります。

特定飛行(飛行する空域・飛行の方法

上記に該当する飛行をしなければ、申請も資格も不要です。

たとえば、あなたが所有する土地で、日中に目視できる範囲内でドローンを操縦する場合を考えてみましょう。

この土地が人口集中地区でなく、ドローンを飛ばす周りに建物がなく、かつ周りに人がいなければ、申請不要でドローンを飛ばせます。

ドローンを飛ばしたい場所が、人口密集地がどうか気になりますよね?

簡単に確認する方法があります!

人口集中地区であるかは、下記のサイトやアプリで確認できます。

▶ サイトで確認したい人は、地理院地図【公式サイト

▶ アプリで確認したい人は、ドローンフライトナビ【公式サイト

その他の許可・承認申請が不要な飛行

  • 四方を囲まれた建物内での飛行
  • 丈夫な30m以内の紐でドローンを繋ぎとめる係留飛行(第三者の立入管理等の措置が必要)
  • 100g未満のドロ-ンの飛行

注意点として、ドローンの飛行は免許や資格が不要ですが、100g以上のドローンは機体登録が必要です。

ドローンを購入して飛ばす人は、無人航空機登録ポータルサイトを確認し機体登録を行いましょう。

機体登録に関しても、実際のDIPS2.0の入力画面を紹介しながら、登録方法を紹介しているので参考にしてみてください。

【義務化】ドローンの機体登録とは?必要性と手順を詳しく解説!

自治体の条例を遵守する

自治体の条例でドローンの飛行が禁止された場所や、許可が必要な場所の飛行を避けましょう。

自治体によっては、ドローンの飛行を禁じる条例が設けられていることがあります。

そのため、特定飛行の条件に該当しない飛行方法でも、条例違反によって罰則が適用される可能性があります。

また自治体への飛行許可の申請が伴う場合、ドローンの資格の提示を求められる場合もあります。

ドローンの飛行を禁止する例として、寺院、神社、公園、観光地など、ドローンの飛行を制限する条例があります。

自治体の条例では、100g未満のドロ-ンを含む全てのドローンが、規制の対象です。

飛行予定の場所が条例で禁止されていないか、自治体のホームページで確認をしましょう。

▶無人航空機の飛行を制限する条例等を確認してみる

その他の法律を遵守する

その他の法律に抵触するような場所での、飛行や飛ばし方は避けましょう。

ドローンの技能を証明するため、資格の提示を求められる懸念があるからです。

ドローンの飛行には、航空法や自治体の条例以外にも、プライバシーの保護や騒音規制など、その他の法律の遵守が必要です。

これらの法律は、ドローンが人々の生活に影響を与えないように存在します。

特定飛行に該当しない申請が不要な飛行でも、その他の法律に抵触しないか配慮が必要です。

他人の土地での飛行

民法による所有権や地上権などがあります。

他人の土地へ許可なく侵入したり、土地の上空を飛行させるとトラブルとなる事があります。

トラブルを防ぐためにも、必ず土地の所有者に、ドローンを飛ばす許可をもらいましょう。

住宅付近の飛行

人が生活している場所での飛行は、プライバシーへの配慮が必要です。

あなたはドローンを空撮目的で飛行させていても、第三者の認識は違います。

ドロ-ンが部屋の中を撮影していると住んでいる人に誤認され、警察へ通報されることもあります。

他人の家を覗いたり、盗撮する行為は、軽犯罪法違反に該当する可能性があり、注意が昼等です。

道路上での離着陸

歩道や道路上でドローンを離着陸させる場合、道路交通法に抵触する場合があります。

道路を占領する行為となり、交通の妨害となる可能性があるからです。

公道上でドローンを離着陸させるためには、管轄する警察署長から「道路使用許可」を受ける必要があります。

▶道路使用許可概要・申請手続きを確認してみる

道路上空の通過

道路上空をドローンを通過させる場合は道路交通法の適用範囲外となります。

しかし車両や人の往来を制止する交通障害を生じる恐れがある場合は、許可が必要となります。

また道路の上空を通過する場合は、車の通過がないことを確認してから、ドローンを通過させましょう。

小型無人機等飛行禁止法

飛行する場所の300m以内に特定の重要施設がある場合は、重量に関わらず、全てのドローンの飛行が禁止される法律です。

重量に関わらず禁止されるため100g未満のドロ-ンも規制されます。

例えば空港や国会議事堂、原子力事業所などが対象です。

▶小型無人機等飛行禁止法を確認してみる

ドロ-ンに関わるたくさんの法律や

全国自治体の条例がありますね

ドローンと関わりを持つ法律はたくさんあります。

航空法などを守っていても、他の法律に違反してします場合もあるので、ドローンが関係する法律を知りたい人はこちらの記事も参考にしてみて下さい。

▶︎ドローンに関する法律!航空法以外にあなたはいくつ知っている?

免許・資格不要で楽しめる飛行方法

次に免許・資格不要でドローンの飛行を楽しむ方法について詳しくご紹介します。

下記の3つ、資格不要でドローンを楽しめるメリットです。

  • 手軽にドローンを楽しめる
  • 費用を抑えれる
  • 時間が節約できる

それぞれのメリットについて、詳しく紹介します。

ルールを守れば、手軽にドローンを始めることができる

上記にて、紹介した特定飛行に該当しない飛行や100g未満のドロ-ンであれば許可・承認申請が不要です。

ルールを守れば、誰でも手軽にドロ-ンの飛行がスタートできます。

  • 航空法を遵守する
  • 自治体の条例を遵守する
  • その他の法律を遵守する

ドローン練習場や体育館などの建物内であれば、航空法に縛られずに飛行を楽しめます。

逆に私有地であっても特定飛行に該当すると航空法に抵触するため注意しましょう。

費用を抑えられる

免許や資格が不要であるため、資格取得の学習や試験にかかる費用を節約できます。

例えば、二等の国家資格を取得しようとすると、ドローンの経験がない初学者なら一発試験で4万円から、スクールに通うと30万円以上も必要です。

趣味でドローンを始めたい人は、少しでも出費を抑えたいですよね。

資格を取得しなければ、初期投資を抑えつつ、ドロ-ンという新しいスキルや趣味の追求が可能です。

時間的な制約が少ない

ドローン資格の取得には学科や実地試験の対策が必要です。

資格を取得しなければ、この学習や飛行練習に費やす時間に制約がないため、自分のペースでドローンを楽しめます。

初学者の人の場合、スクールに通うと最低でも20時間の学習や実地の受講が必要とされています。

資格を取得しないことで、忙しいけどドローンを楽しみたい人は時間を節約でき、これが大きなメリットとなります。

法律やルールの遵守が、重要ですね

独学でしっかり学びましょう!

国家資格取得のメリット

ドローンを飛ばすには免許・資格が不要であることを紹介しました。

ではドローンの国家資格は、何故あるのでしょうか?

実は、ドローンの国家資格を取得すれば、多くのメリットがあるからです。

ここからは、国家資格取得のメリットを解説いたします。

飛ばせる場所・方法が広がる

ドローンの国家資格を取得すれば、ドローンを飛ばせる場所や方法が格段に広がります。

ドローンの飛行は航空法によって、さまざまな特定の制限が設けられていると紹介しました。

国土交通省へ許可・承認申請を行い、申請が認められると航空法で制限されている飛行方法が可能になります。

具体的には、ドローンのコントローラーのモニターを見て、ドローンを遠くまで飛ばす方法など

国家資格を持っていると、飛行の許可・承認申請の免除や手続きが軽減されます。

ドローンの国家資格は始まったばかりですが、国家資格を持っている人が今よりもドローンを飛ばしやすくなる可能性もあるでしょう。

仕事に役立てられる

ドローンの国家資格の取得は、ドローンを仕事に役立てることができるでしょう。

例えば、建設現場の監視や調査、農業の効率化、映像制作など、様々な業界でドローンの需要は増加傾向です。

これらを事業にしている会社も、ドローンに対する知識を持った人も求めているので、ドローンの国家資格を持てば、多様な業務の現場でドローンを飛ばせる可能性が広がります。

また、国が認めた資格であるため、仕事を依頼する人からの信頼も高まります。

あなたが、仕事を依頼するなら、国家資格を持つ人と、持たない人のどちらに依頼するでしょうか?

ドローンの国家資格を持てば、これらの仕事の機会を広げられます。

仕事や求人内容に関して詳しくまとめているので、ドローンでの仕事が気になる人はこちらの記事も確認してみて下さい。

▶︎ 【未来の職業】ドローン操縦士の求人が急増!?新しい時代のパイロットへ

法律を理解してドローンを飛ばせる

ドローンの国家資格を取得すれば、ドローンに関する法律の理解を深められます。

国家資格の試験には、ドローンの技術的な内容だけでなく、法律や安全な飛行に関わる対策から広範囲に出題されるからです。

ドローンを飛行するための法律には航空法などの他、電波法、自治体の条例など多くの規制があります。

試験対策に向けた学習により、適切な飛行ルールを守りながら、安全にドローンを飛行させる知識が高まります。

法律の理解は、ドローンを使用する際の思いがけないトラブルを避けるためにも重要です。

資格を取得しなくても、覚える事はたくさん!

だったら、資格を取るのも損はないですね

ドローン国家資格を取得すべき人

次に、ドローン国家資格を取得すべき人をその理由も合わせて紹介します。

仕事でドローンを活用している人

ドローンを利用しサービスを提供する仕事では、国家資格は信頼性と技術力の証明になります。

その
1

これからドローンを始める人

ドローンの操縦を始める前に国家資格を取得すれば、安全な飛行の知識と技術がつきます。

その
2

趣味でよりドローンを楽しみたい人

趣味でドローンを飛ばす人も、国家資格を取得すると飛行可能なエリアが広がり、飛行の自由度が増します。

その
3

レベル4飛行・特定飛行を行う予定がある人

特定の飛行を行う予定がある人は、国家資格の取得があると申請の手続きが軽減されます。

特にレベル4飛行を行う際には一等国家資格が必須です。

その
4

当サイトは、ドローン国家資格に対応したスクールを紹介できるサイトです。

ぜひ、ドローンの国家資格を取りたいと思った人は、当サイトからお近くのスクールを探してみて下さい

▶︎ ドローンスクールをTopページから探す

あなたは、どれに当てはまりましたか?

資格取得は、今からでも遅くない!

まとめ

ドローンを飛ばすための免許は不要について、以下の内容についてご紹介しました。

  • 免許・資格不要で飛ばせる条件
  • 免許・資格不要のメリット
  • 国家資格取得のメリット
  • ドローン国家資格を取得すべき人

ドローンの国家資格を取得すれば、安心してドローンの飛行を楽しんだり、人から信頼を得て飛行を任されます。

ドローンの国家資格を取得しないメリットより、取得するメリットが遥かに大きくなりますね。

あなたも是非、ドローンの国家資格取得を目指しましょう。

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